LOVERS DAY

ログをためるために停泊している港の近くには大きな町がある。

イベント事に関心のない奴が今日は何かを買いに町へ出て行った。

きっとナミさんが何か言ってくれたのだろう。

何かを言われたからといって、素直に従うわけではないあいつが素直にナミさんに従ったことは褒めてやろう。

だが、帰ってくるのが遅すぎやしねーか?

あいつのことだ。

迷子にでもなってやがるんだろう。

だがな、ゾロ。

この日のために取っておいた酒も、ウイスキー入りのチョコも、

一人じゃ何の価値もない。

早く帰って来い。

折角のバレンタインデーもお前がいなけりゃ始まらない。